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大会長 卜部吉文
(医療法人財団 逸生会 大橋病院 リハビリテーション科 )

第42回東京都理学療法学術大会長を務めさせていただきます、新富士病院グループ 逸生会 大橋病院 リハビリテーション科 卜部吉文と申します。本学会のテーマは「幸福社会に向けた理学療法士の可能性~フレッシュパワーの躍動~」と致しました。日本理学療法士協会の理念にもあります『私たちは理学療法士として、すべてのひとの健康と幸福を実現するために』と掲げており、治療現場での役割のみならず、どのような症状や状態であっても分け隔てなく、皆で幸福社会を築けるインクルーシブ社会の実現に向け、理学療法士として何か出来るのか?どう支援すればよいのか?新しい発想やアイデアを探求・議論できる学会になればと思い、このテーマを設定させて頂きました。また若手理学療法士たちのフレッシュなパワーが社会に貢献する力になっていくことも期待されます。

 基調講演には前野マドカ先生を招聘して幸福学について、特別講演1には野崎展史先生を招聘して2024年度のトリプル改定について、特別講演2では見供翔先生、板倉尚子先生を招聘して「第14次労働災害防止計画」理学療法士等の活用について、シンポジウムでは「障がいを抱えた子供、家族を支えるための地域連携のあるべき姿」として小児連携について、その他教育講演や口述発表も多数ご用意しています。また都民公開講座では北区と共催で、多自治体から取り組みの発表をご用意しています。 

 本学会は久しぶりに、完全対面開催を予定し、皆様にとって有意義なものとなるよう、共に学び、交流し、よりよい理学療法の発展に貢献できるよう、大会長をはじめ本大会の関係者が総力をあげて大会を盛り上げられますよう努力しております。皆様におかれましては、多忙な日々をお過ごしのことと存じますが、ぜひ北区赤羽でお会いできますことを楽しみにしております。多数のご参加をお待ちしております。